●大和燃ゆ(下)
・初めて読む作家の本だが、高橋克彦にくらべ切迫感がない。
遣唐使を派遣し、友好国百済への進行時期を賄賂を使って確認したり、ほぼ壊滅した百済百済王(豊璋)を新たに擁立して増援を送り出したりしているわりにはサバサバしている。
・反面、文面がまったりしているが展開は速く(飽きる前に展開するので)飽きない。
・前巻は半分読んだが、先行投資で下巻購入。

ドラフト外河出文庫
ドラフト外入団した名選手のエピソード集。
・帰りの電車で50Pほど読んだけど、島田誠平野謙石井琢郎・・・すばらしさを改めて感じた。
平野謙は肩を警戒されてランナーが走らないから、わざと隙を作って進塁させ、それから刺したって。すごすぎる。

●西方電撃戦(タンクバトル1 齊木伸生 NF文庫)
・12年ほど前の 丸 連載記事の加筆補正版。筆者の戦車本は何冊か買って内容がよかったので信頼して購入。
電撃戦がテーマみたい。「1」とあるのだから2もあるだろう。