戦記ものは前向きにはなるが、下向きになるということを前回書いたと思うが、じゃあ何がよいのかと「積ん読」になっている本を読み始めた。
・秘録 陸軍中野学校 : 内容は面白いし濃度も濃いが、戦記ものと大差ない気分。
・技術者たちの敗戦 : 好きな作家の1人である前間孝則さんの本。短編集であるためか、いまひとつ乗り切れない。
・安全のカード : 星新一短編集のひとつ。星新一にしてはめずらしく、1編あたり5−6ページの「中編」集。面白くて読み進むのだが、気分的になぜか今ひとつ。
だったら古代史か?と思い、この間買った「敗者の古代史」(森浩一)をかばんの中に。