この3連休、かねてから実行しようと思っていたゲームのソロプレイを実行。
1つは「ソリティア珊瑚海海戦」、もうひとつはウオーゲーム日本史の「西南戦争」。

●珊瑚海海戦
珊瑚海海戦は一人用なのでうってつけではあるが、ルールブックを読みながらシステムを理解しようとすると、ルールブックの説明が不十分でつっかえることが多かった。
なんとかシステムを理解して1ターンやってみたが、基本的に艦載機運用などは日本機動部隊などと一緒。
プレイヤーがアメリカ軍で相手が日本軍なので、日本軍の行動はチャートでサイコロを振って決定する。
慣れればスムーズにできるんだろうけど、ちょっと大変。
第1ターンでアメリカ軍がやるべき航空機運用がほぼ定番的で、(オーストラリア南部基地から)ポートモレスビーへの戦力増強。
戦闘機隊の航続力が3(オーストラリア北部からは届かず)なので、ラエへの攻撃に際し爆撃隊の援護が必要。
日本軍航空機は航続力があるのでラバウルからモレスビーへの攻撃が可能。
第2ターンに日本軍主力が登場するので、忙しくなるのは2ターン目から。
はて、どのような展開になるのやら。

●ウオーゲーム日本史「西南戦争
ルールを読んでみて内容は理解したが、実際にやってみるとまた新たな疑問と発見が。
登場ユニットは少なく、マップ上の重要拠点は限られているので、攻め方の選択肢はそんなに多くない。
このゲームの特徴はカードシステム。カードドリブンにちょっと手を加えた手法。
政府軍・薩摩軍の行動は、カードを使ってイベント・移動・攻撃を行う。
(カードに記載されている効果を使用するか、そのカードに記載されている作戦値(1〜3)を使って移動・攻撃をするかを選択する)
・通常移動(作戦値1)
・戦略移動(作戦値2、おもに後方から前線後方までの長距離移動)
・攻撃(作戦値1、1エリアあたりスタック制限は2、2エリアからの同時攻撃可能)
両軍の行動が終了した後、補給確認判定があるので、無謀な飛び出しは厳禁。
両軍の士気値は6。両軍それぞれがターン終了時に支配している重要地点の合計数を比較し、少ないほうがその差額分の士気値をマイナスする。
0になったほうが負ける。
ゲーム開始時は政府軍が7、薩摩軍が4なので、薩摩軍は第1ターンから重要地点を1箇所奪うことが必須となる。
(位置的に熊本が濃厚。ただし熊本城は別エリア扱いで、政府軍守備隊がいる上に防御効果が発生するので薩摩軍が熊本城攻略に固執する意味があまりない)
ネット上のリプレイなどを読むとけっこうバランスはいいようで、実際3ターンほど遊んでみたが、シンプルで簡単。
薩摩軍はとにかくカードの効果を使うよりは移動攻撃を繰り返すべし。
両軍ともに補充・回復がなかなかできないので、消耗戦にならないように注意。