・昨日は梅原猛の文庫本と新潮社選書「ミッドウエー海戦第2部」を購入。もう今月は本買うのやめよう・・・・
積読が10冊以上一気に増えた。

・「幕末史」がもうすぐ読み終わる。口語体なので読みやすいが、全体の構成が弱いので後で必要な文章を探すときに大変。
この「幕末史」は教科書に書いてあることの時間的スキマを埋める本で、どのような流れで幕末時代が推移したかということがよくわかる。
今ちょうど戊辰戦争薩長が勝って国づくりをしているところだが「戦には勝ったがこれからどうする」という状態(政治をやったことのない下級武士が多かったため)。
廃藩置県などで地方武士の軍事力や政治能力は剥ぎ取ったが、じゃあすぐに政府が中心になって国をまとめることができるのかというと、これまた問題山積。
・武力をもった地方武士に対し中央政府が、唯一頼りとなるその武力を全員すぐに差し出せといったときに、天皇の存在が実に大きく、うまくまとまってしまうことが「日本ならではの奇跡」だ。
・「政権はとってみたが」というフレーズについては、現政権がつい思い浮かぶ。やっぱり時代が違うのかね。