日曜日、かねてから球場に観戦に行こうと話し合っていたライダーマンと野球観戦に。
小久保の2000本安打のかかるホークス戦を選びたかったが、よりにもよって巨人戦で東京ドーム。
小久保は不本意ながら巨人に在籍したこともあるので、この組み合わせで「2000安打達成?」となると客も入る。
金曜日の時点でチケット前売りは立ち見のみになったらしい。
だったらゆっくり試合観戦できる球場で、ということで神宮球場のヤクルトvsオリックス戦を選択。
予告先発は館山と西。

【チームの状況】
●ヤクルト
◎投手陣
石川、村中、赤川、館山、ロマンのローテでしばらくまわっていたが、ロマンが打ち込まれ、村中も調子が上がらず、石川は開幕以降は下降線。
ひとつ間違えば総崩れになりかねない投手事情をなんとか支えているのが館山だった。
中抑えでは増渕、バーネットが健在ながら、ストッパーのイムが開幕から休暇。
そのままシフトして現在はバーネットが抑えになっている。

◎打撃陣
青木の後継者として期待された上田の姿はなく、今日の1番は福地。
クリンナップは3番ミレッジ、4番バレンティン、5番畠山。
開幕から調子の上がらなかった畠山は調子が微回復、5番まで昇格した。
ミレッジ、バレンティンライダーマンいわく「二人とも宝くじ」。
1・2番が出てもくじに当たらないと点が入らない打線をなんとかしたくても代わりがいないのが現状。
6番宮本、7番相川、8番には遊撃・森岡。結局宮本がサードに移った後がまだ空席ということだ。

オリックス
◎投手陣
金子が浮いたり沈んだり。寺原がケガで2軍へ降格、代わりに昇格した木佐貫が好投し、まさに怪我の功名だったが、木佐貫の姿を最近見ない。
フィガロマクレーン、西、中山らが先発要因。
中抑えは磐石の平野・岸田リレー。
僅差でもつれるとこの2人が出てくるが、前日の試合で平野・岸田がともに失点し延長突入。
4番イ・デホがホームランを叩き込んで決着をつけるという混戦だった。

◎打撃陣
坂口が怪我で離脱、T岡田も怪我なのかここ数試合スタメンに名前がなく、代打起用。
1番森山、2番野中、3番大引、4番イ・デホ、5番後藤、6番バルディリス、7番川端、8番鈴木。
総じてベストオーダーに比べると迫力がなく、イ・デホが振り回して得点するしかないような気が。

【試合展開】
序盤、ボールが高く調子のあまりよくなさそうな館山が「たまに1発があるんだよな」と話していた矢先にバルディリスにソロを打たれた。
この後も館山は終始フラフラしていたが、小川監督は5回裏先頭打者として打席を迎えた館山に代打を出さず続投、7回2失点でゲームは作った。
反面、オリックス先発西は4回安打と2死球と押し出し四球で1点献上。
右打者に対する内角の変化球がスッポ抜けはじめ、2回命中。
インコースはストレートしか投げられなくなったことから投球の幅が狭くなり、とたんにアップアップになった。
岡田監督は5回1死23塁で西に代打北川を送り(四球)1番森山に代打T岡田。まだ5回なのに代打を使い切った。
結果的に勝ち越し点が入ったが、まさに結果オーライだ。
1−2でオリックスリード、試合は9回。
ヤクルトはここを抑えればまだ望みがあったが、3番手押本が先頭大引へ四球、4番イ・デホにバックスクリーン右側へ叩き込まれ2失点。
オリックス塚原(2年目)はプロ初勝利の期待がかかったが5回途中ピンチを作って降板(香月火消し)。
平野が2回を投げてしまったため、勝利投手は平野に。
平野と岸田、ともにいい投手だが、コントロール変化球の多彩さは平野が上(といっても平野の球威も十分1級品)。球威は岸田が上だが、岸田はとにかく3者凡退でしめくくりができない。

オリ=010 010 002=4
ヤク=000 100 000=1

総じてグダグダな試合だったな・・・
イ・デホは1日空けた今日、またホームランを打った(8号)