モスで読みかけの本を少しづつ消化。
●世界の戦艦ファイル
連合軍(米英)の戦艦建造の経緯と大戦時の戦歴を確認。
(1)イギリス
・クイーンエリザベス級(5隻) 31795トン 15インチ連装4基8門
・ロイヤルソヴェレン級(5隻) 31024トン 15インチ連装4期8門
※通称R級。QE級の縮小版。機関出力がQE級に比べ劣るため足が遅い。
・レナウン級(2隻) 30750トン 15インチ連装3基6門
※通称R級巡洋戦艦。レパルスは太平洋戦争開戦時に日本軍陸攻隊の爆撃を受け沈没。
・フッド(1隻) 42600トン 15インチ連装4基8門
※4万トン級の高速戦艦として建造されたが、改装がおくれ、ビスマルクとの砲撃戦で沈没。
・ネルソン級(2隻) 36000トン 16インチ3連装3基9門
※主砲を艦首側にすべて配備した珍しい艦。主砲を艦首に集めることにより主要区画を縮め、コンパクトにするための設計。
日本では利根型重巡がこの形式をとっているが、利根型の場合は後部により広い航空機運用スペースを設けるため。
・キングジョージ5世級(5隻) 39100トン 14インチ4連装2基連装1基10門
※低速の旧式艦に代わる新型艦として建造される。プリンスオブウエールズはシンガポールに配置されたがレパルス同様、日本軍に撃沈されている。
・ヴァンガードは戦後に就航したので省略。
(2)アメリカ
・アーカンソー級(2隻)26100トン 12インチ連装6基12門
・ニューヨ−ク級(2隻)26913トン 14インチ連装5基10門
・ネヴァダ級(2隻)29065トン 14インチ3連装2基連装2基10門
※ニューヨーク級と同じ攻撃力を持ち、防御力を強化した艦。
2隻ともに真珠湾攻撃で被害を受けたが、オクラホマは廃棄、ネヴァダは本土に回航され近代改装化。
大西洋で連合軍の作戦支援にまわったあと、太平洋で日本軍砲撃戦に参加した。
・ペンシルバニア級(2隻)33124トン 14インチ3連装4基12門
※ペンシルバニア、アリゾナともに真珠湾攻撃を受け、アリゾナは戦没、ペンシルバニアは本土回航、修理をうけ艦隊に復帰。
反攻作戦の支援艦として太平洋戦争に参加。
・ニューメキシコ級(3隻)33353トン 14インチ3連装4基12門
※ペンシルバニア級の改良型。
・テネシー級(2隻) 32140トン 14インチ3連装4基12門
※ニューメキシコ型の改良型。
真珠湾でともに被害を受けているが、テネシーは損傷軽微のため修理後艦隊復帰。1942年8月に大改装を受ける。
カリフォルニアは真珠湾攻撃で沈没したが、後に引き上げられ、応急修理を受けたあとに本土へ回航、修理と大改装をうけて艦隊へ復帰。
・コロラド級(3隻) 32600トン 16インチ連装4基8門
※テネシー級に16インチ主砲を搭載した艦。4隻建造予定であったが軍縮会議により1隻削減(ワシントン)。
真珠湾攻撃時、コロラドは本国に、メリーランドは攻撃を受け小破、ウエストバージニアは沈没後引き上げられ本土で修理大改装を受けた。
ここからは新型の高速戦艦。高速・対空防御・16インチ主砲の3拍子が揃っている。
・ノースカロライナ級(2隻)38400トン 16インチ3連装3基9門(ノースカロライナ)
※スペック表によると2番艦ワシントンは1945年時 ターボ電気推進で20.5ノットしか出ない。主砲は16インチ連装4基8門。
なんでこんない違うんだろ。Wikiによるとワシントンにはいろいろ逸話はあるようだが、推進機関を入れ替えたとは書いてないんだよな。
・サウスダコタ級(4隻)39614トン 16インチ3連装3基9門
※当初14インチ主砲搭載を前提としていたノースカロライナ級にくらべ16インチ主砲搭載を前提として設計された。
・アイオワ級(4隻)47825トン 16インチ3連装3基9門
※16インチ主砲は50口径で(他の艦の主砲は45口径)撃ち合うことは無かったが威力は大和級の18インチ45口径と同等とされる。
これで30ノット以上出るんだからすごいよな。同級艦のミズーリは降伏調印式の舞台として日本史の教科書にはゴシック体で書かれているはずだ。
(3)日本の戦艦(12隻)については大きさと搭載主砲のみ記載。
・金剛級巡洋戦艦4隻 31980トン 14インチ連装4基8門
・扶桑型戦艦2隻 34500トン 14インチ連装6基12門
・伊勢型戦艦2隻 35350トン 14インチ連装6基12門
※航空戦艦改装後は14インチ連装4基8門
・長門級戦艦2隻 39130トン 16インチ連装4基8門
※八八艦隊計画(艦齢8年未満の戦艦8隻巡洋戦艦8隻で編成された艦隊)に基づいて建造された新型戦艦。
2番艦陸奥は国内泊地で爆沈。
・大和級戦艦2隻 65000トン 18インチ3連装3基9門
ちかいうちに手持ちの各種SLGでスペック比較をしてみよう。
・太平洋戦域 GJ付属ゲーム各種、連合艦隊、フラットトップ、ヴィントリーインザパシフィックなど
・大西洋戦域 ヴィクトリーアトシー、連合艦隊など
●西部戦線全史(再読)
スコードリーダーのAFVユニットを個別に確認していく企画を考えているが、ただ並べるだけでは面白くないので、実際の戦史に基づいて経過をたどっていこうと考え中。
西部戦線の復習が終わったら「独ソ戦」の再読。
近いうちにはじめよう。
●スカウティングレポート2012
コメントを読んだあとに記載されている各種データを読む程度にしているが12球団全選手となると読むのが大変。