ライダーマンよりレンタルしている作品の視聴継続。殺人事件は日本国内だけにおさまらなくなった。

◎パリ・東京殺人ルート(十津川警部シリーズ30)
上野駅13番線ホーム(十津川警部シリーズ 作品番号不明)
◎伊勢志摩殺人迷路(同43)
●十津川刑事の肖像
●十津川刑事の肖像2

前回同様◎は渡瀬恒彦主演、○は高橋英樹主演。
十津川警部シリーズといえば上記の2名主演の作品が圧倒的に多い。
そのほかの俳優が十津川警部を演じていることも知識としては知っていたが、まだ作品じたいは観たことがなかった。

問題の●印。主演はなんと高島政伸。
あきらかな役不足を感じながらDVDを再生したが、やはり違和感あり。
これで話がつまらなかったらこの高島主演シリーズは観るのやめようと思っていると、ふと気がついた。
十津川警部シリーズではなく、これは十津川刑事シリーズなのだ。
時系列で言うと警部シリーズよりはるか昔の話、十津川刑事が若いのもうなずける。
しかし相棒の亀井刑事(古谷一行)は老けてるし、構成上仕方ないとはいえ色々ゆがみを感じた。
視聴を続行していると、とにかく高島の役不足を補うかのように、ぴたりと亀井刑事がくっついている。
刑事は二人で行動するのが基本なのでペアを組んでいるといってしまえばそれまでだが、あまりにも同行しすぎる。
まあ1作2作とも面白かったのでヨシとするが・・・・。

十津川警部シリーズがおおむね片付いたので、そのほかのシリーズの着手。

・探偵左文字進 封印された殺人 (主演:水谷豊)

同じく西村京太郎原作のシリーズもの。
DVDの落款をみると99年放送とあるので、かなり前の放送作品。
水谷豊も若いし、探偵事務所の女性アシスタントはなんと「さとう珠緒」。
このときはフジテレビの競馬中継番組も出てただろうし、テレビドラマの仕事がまわってくるのだから世間の注目度もまだ高かったんだろう。
話の内容は殺人の犯人探しよりも周囲の人間ドラマ。よくもなく悪くもなく・・・という評価。
他作もみてこのシリーズは判断したい。
そういえばあの神田正輝が弁護士役ででてたなあ。石原軍団の一員なんだから炊き出し以外も頑張ってくれよ。