中公新書の「平城京遷都」の途中で海音寺潮五郎の「大化改新」を読みはじめた。
さすが小説家だけに文章がわかりやすく、説明の筋立ても整っている。
古代の日韓について記載があったので、白村江の敗戦がどれだけ痛手であったかがよくわかった。

◎本屋には昼休みと帰りしなに寄ることが多いのだが、昼休みには庁舎の本屋、帰りには駅までの道にある本屋に行く。昼休みは時間が限られているので、食後にフラリと新刊の偵察をする程度、購入は帰りに別の本屋で行う。
しかし・・・昼休みに行く本屋は広さ・蔵書はたいしたことがないのだが、私好みの本がよく置かれており、ここで眼をつけた本を帰りに他の書店で買おうとすると、ない。
駅までのルートでよく立ち寄る本屋は3軒なのだが(仮にABCとする)それぞれ特徴がある。
A書店:一番よく寄る本屋。昼の本屋と趣きが違い、昼の本屋では平積みで置かれていても、ここでは1冊もないことがよくある。
B書店:この書店独自の「文庫のお勧めフェア」をよくやる。ジャンル・作家などのお勧めテーマによって店頭平積みされる本が変わる。店員が大変だと思うのだが、たまに寄る人間にとっては結構楽しみ。ここで平積みになっていた有栖川有栖の本を手にとり、結果この人の3部作を読むことにもなった。
C書店:デパートの上の方にある大型店。蔵書は他店に比べて多いし、専門書も置いてあるので探し物や日本史関連のハードカバー本はまずここに探しに来る。しかし・・・・なぜか探し物がないことが多い。これは私の発売日勘違い等、本屋の責任ではないことも多いのだが、なぜか「ない」。
C書店まで来るということは「かなりほしい本」を探しにきているので、結局駅の反対側のD書店ビルまで5分以上歩くことになる。

大化改新はもう少しで読み終わるのだが、気になる本を昼の書店で発見してしまった為、その日の帰宅途中に購入。
角川ソフィア文庫伊勢神宮の衣食住」
新潮新書「お坊さんが困る仏教の話」
古代史や神道仏教関連の本は2月以降よく購入するが、途中で中断している本も多い。
中断理由は「本人の知識不足」なのだが、色々他の本を読んで知識が補充されてくると、読みかけの本の内容について理解できるようになることがある。
いまはそれを待つしかない。