●落合GM大旋風
今オフ、中日ドラゴンズのGMに就任した落合が、バッタバッタの年俸大削減。
プロとはいえ、これでいいのかと思われる部分もあるほど、メッタぎり。
さすがオレ流落合と経営陣からは賛美されているのかもしれないが、現役時代を知る人間としては落合博満の過去を探ってみたくなる。
押入れの整理をしたときに週ベの選手名鑑号を引っ張り出し、過去の記録を調べてみた。

注)90年(平成2)とあるのは、シーズン開始前の名鑑なので、成績はすべて前年の89年のもの。
89年度の成績を残した上で、記載の年俸(16500万円)で契約更改して90年のシーズンに望んだ。
コメントは落合の場合タイトルが多いので、その記録で大半を占められてしまい、ほとんどコメントがなかった。

○90年(平成2)シーズン開始時。監督星野。
中日3位 ◎321、HR40、打点116◎16500万円△ ◎今年こそ3冠王
※昭和62年から中日に在籍。平成元年は打点王。(首位打者クロマティ本塁打王パリッシュ)

○91年(平成3)監督星野。
中日4位 ◎290 HR34 打点102◎現在交渉中 ◎球界初の2億円プレイヤー
※平成2年は本塁打王打点王。2月2日現在年俸の交渉中。

○92年(平成4)監督高木守道
中日2位 ◎340 HR37 打点91 ◎30000万円△ ◎三冠王
※平成3年は本塁打王首位打者古田、打点王広沢

○93年(平成5)監督高木守道
中日6位 ◎292 HR22 打点71 ◎25000万円▼ ◎オレ流で復活

○94年(平成6年)監督長嶋(平成5年シーズン終了後、巨人へ移籍)
中日2位・巨人3位 ◎285 HR17 打点65 ◎37000万円△ ◎※コメントなし
巨人移籍1年目。篠塚が在籍しているため平成6年のみ背番号60。

○95年(平成7年)監督長嶋 
巨人優勝 ◎280 HR15 打点68 ◎37000万円± ◎※コメントなし

○96年(平成8年)監督長嶋
巨人3位 ◎311 HR17 打点65 ◎37000万円± ◎※コメントなし

○97年(平成9年)監督上田(平成8年シーズン終了後、日ハムへ移籍)
巨人優勝、日ハム2位 ◎301 HR21 打点86 ◎30000万円▼ ◎※コメントなし
巨人での貢献度は高かったと思われるが、一向に下がる気配のない高年俸と、松井の成長・清原(&石井浩郎)の入団により日ハムへ禅譲
日ハムでの背番号は、田中幸雄が在籍しているため3番。

○98年(平成10年)監督上田
日ハム4位 ◎262 HR3 打点43 ◎30000万円± ◎※コメントなし
試合数は113。平成10年開始時45歳。

98年シーズン成績は 59試合 打数162 打率235 HR2 打点18
99年シーズン開始前に発行される名鑑には落合の姿なし。