先日観たテレビ番組でゲストとして登場した作家・百田尚樹
「海賊と呼ばれた男」や「永遠のゼロ」など近年ヒット作が出ている作家。
本屋に店頭平積みされていることは知っていたものの、特に読むつもりもなくスルーしていたが、番組でどんな作家かを知ると作品を読んでみたくなった。
番組にも紹介されたヒット作3冊のうち1冊を購入。

「風の中のマリア」
これはスズメバチの生態を詳しく調べて書き上げた作品。
番組内ではスズメバチや他の蜂の生態について紹介していたが、10分程度でも「へえ」と感心するエピソードが多かった。
(一例)日本のミツバチはスズメバチの襲撃に対し、囮役のミツバチが攻撃を受けている間にそのスズメバチに対してミツバチが30匹くらいがダンゴのようにまとわりつき、ミツバチの羽根の振動から出る熱でスズメバチ1匹を熱殺する。
外国からきたミツバチはこのスズメバチの撃退法を知らないので、全力で正面対決して全滅するらしい。

ほか文庫になっているが「永遠のゼロ」は戦争末期の特攻がらみの話らしく、太平洋戦争の本なら当面見送りかな。
「海賊と呼ばれた男」(ハードカバー本)は話題になっているし読んでみたいけど、高いから文庫待ち。