セリーグ
首位打者 阿部(G)340
本塁打王 バレンティン(S)31本
打点王  阿部(G)104
盗塁王  大島(D)32
最優秀防御率 前田健(C)1.53
最多勝  内海(G)15勝
奪三振  杉内(G)能見(T)172
セーブ  岩瀬(D)バーネット(S)33

セリーグって5球団だったかなあ。
・捕手という守備負担の大きいポジションで阿部の2缶は立派。
しかし東京ドーム効果や、杉内や内海と対戦していないことなどを考慮すると、多少は割引きたい。
盗塁王は大島らしいがセ・リーグは相変わらず数が少なすぎる!キングなら40以上は走れ。
防御率2位は同じく広島の新人・野村(1.98)。しかし9勝11敗とフタケタ勝てなかった上に負け越し。
これは野村の実力不足ではなく、嫌がらせに近い味方打撃陣の援護のなさ。新人王は間違いないと思うが。
・岩瀬は夏に監督の信頼を失い、お盆以降はよくて同点の場面でのリリーフ。実質的なストッパーは山井に交代。
バーネットは春先はよく打たれた覚えがあるが、いつのまにやら33セーブ。夏休みの宿題がいつの間にかできていたって感じ。

パリーグ 

首位打者 角中(M)312
本塁打王 中村剛(L)27本
打点王  李(B)91
盗塁王  聖沢(E)54
最優秀防御率 吉川(F)1.71
最多勝  摂津(H)17勝
奪三振  田中将(E)169
セーブ  武田久(F)32

独立リーグ出身で初のタイトルホルダー(角中)。
・中島(L)とのタイトル争いはやはりロッテの敬遠勝ち。中島も抗議の空振りを行ったが、やはり勝負はしないよな。
・ロッテ絡みの首位打者争いといえば平井と松永を思い出す。シーズン終盤まで隠れ首位打者だった平井は規定に達すると松永を抜いて真の首位打者に。
ここで平井の打席調整が始まり、最終戦川崎球場で観戦してました)で代打で登場、送りバントを決め、規定である403打席に到達。
そのままベンチに引っ込んで首位打者が確定した。松永も名打者であったが、引退までタイトルは転がり込んでこなかった。
中村剛也がホームラン王だが、怪我による長期欠場などもあり、この本数は本人も不服と言っていた。
ダルビッシュの穴を吉川が埋めた。
・田中将も怪我による長期離脱があったのにタイトル奪取は立派。フル回転だったら200は超えたかな?