以前新潟のNOV宅にお邪魔したときにプレイした「バトルスター・ギャラクティカ」。
このたびRF監督が購入したのでひさびさにプレイ。

ゲームの概要については前回書いたので、記事一覧の2009年5月・第516話を参照のこと。

番組説明やキャラクターのビジュアルについては公式HP参照。

http://www.galactica-saga.com/

●第1回戦

バトルスターギャラクティカははやい話マクロス7マクロス船団で、目的の星コボルまで複数回のジャンプを繰り返して無事到着することが目的である。
マクロスと違うのは・・・
 ・プレイヤーの中に敵方であるサイロンが侵入している可能性があること
 ・ギャラクティカ側はサイロンに囲まれた宙域を航行するので、周りは敵だらけ
 ・敗北条件が山盛り
※敗北条件
 艦内の各ステータス(人口・士気・燃料・食料)のどれか1つが0になる
 ギャラクティカ本体が6ダメージを受ける
 サイロンが艦内に侵入し占領される など

自分が人間側であるのかサイロンであるのかはゲーム開始時とゲーム中盤で追加される正体カードによって決まる。
はじめは全員が人間側であっても、ゲーム中盤で突然豹変することもありえる。
サイロンへの豹変が大統領(民間側代表)や提督(軍事側代表)に該当してしまうと大変なことになる。

第1回戦のわりふりは次のとおり。
 私=アダマ(提督)
 RF監督=アポロ(パイロット)
 V3=ザレック(大統領)
 ライダーマン=ブーマー(パイロット)

キャラ選択はサイロンの激しい攻撃が予想されるため、パイロット2名選出。
ギャラクティカは右舷が戦争博物館になっていて、出撃ハッチがハンダ付けされているため、左舷からしか出撃できないのだ・・・。
2方面迎撃作戦は必要。
(味方機として無人戦闘機の発進はできるが、けっこう落とされる。もちろん戦闘機は有限である)

ゲーム開始後、案の定サイロン軍の激しい攻撃を受けた。
敵母艦から次々と戦闘機や揚陸艇が吐き出されるため、パイロット2名が艦の前方と後方に別れて、しかも常に1:6以上の劣戦を強いられる。
提督である私はリーダーシップ技能カードで「実行命令」(他プレイヤーの再アクティブ)を乱発。
スクリーンで観ると「いばってるだけで何もやってない」というイメージが残るだろう。しかたない。リーダーとは損な役割なのだ。
戦闘機隊の活躍により敵戦闘艇をおおむねやっつけたと思いきや、隙を縫って接近していた揚陸艇がギャラクティカに接弦。
サイロン上陸部隊の進撃が始まった。
パイロット2名は艦外で戦闘中、いつ2階級特進してもおかしくない状況にある。
大統領である政治犯ザレックはギャラクティカ船団に編成されている大統領専用艦コロニアム1で執事に大忙し。
つまり・・・・ギャラクティカ艦内にいるのは私だけ。
武器庫へ移動し「戦略的戦術」カードによりダイス+2効果を得てサイロン上陸部隊を1人で撃退。
攻撃結果が「撃破」であることが確定した瞬間、「おぉ〜〜〜〜」というちょっとした歓声があがった。
共通の敵にみんなで立ち向かっていると連帯感が出るな。

・・・・・ちょっと行動が消極的なブーマーが怪しいけどね・・・。

このような戦闘は継続的におき、ジャンプが完了して一息ついた瞬間にサイロン艦隊と遭遇するということもあった。
ジャンプしてしまえば戦闘空域からは逃げられるので一難は去るのだが、ジャンプ完了直後だと次のジャンプまでに準備に時間がかかるのだ。
ギャラクティカの周辺にまとわりつく民間船は撃沈され(人口マイナス)、敵母艦をギャラクティカの主砲で攻撃しようにも提督(私)はパイロットに実行命令を出すだけで手一杯。
数々の困難を乗り越えて、ようやくあと1回のジャンプでコボルにたどり着く状況になったときには・・・バトルティカの損傷こそないものの、偵察艇は在庫1、各ステータスはアラート状態。
特に船団の士気が1で、もはや末期状態。みな生けるゾンビとなっている。
ここでモラル低下させるようなイベントが起きてしまうと、地球側の敗北だ。
いまこそ!大統領の名演説が生きるとき。
大統領の演説のダイス目は・・・・・・成功! 士気+1。

大統領の演説後、ブーマーがサイロンであることを表明。
オープンされた正体カードには「サイロンであることを暴露すると士気−1」。
まさに大統領の演説は危機一髪であった。

ブーマーは艦内から去ったが、とにもかくにもあと1回ジャンプすればコボルにつく。
ジャンプ準備が100%整わなくても、人口を犠牲にして(程度により人口−1と−3がある)ジャンプすることは可能なのだ。
幸いにして人口は4以上ある。
強行ジャンプについて来れない(人口3相当の)民間船団には気の毒だが・・・・・
人類の勝利のためにジャンプ決行。

コボルに到着し人類が勝利した。
今回はプレイヤー同士の疑いあいというよりは、戦闘に忙しくてそんな暇なかったというゲームでした。
1人負けのブーマーもゲーム中盤までは人間だったのに、中盤の正体カード追加でサイロンになったようです。
お気の毒。でもあと一手で1人勝ちだったね。

続く第2回戦は第1回戦とは360度違った「疑いあい」のゲームになるのであった・・・・(次回!)