原発のウソ
 原発関連の本を何冊か読んできたので新鮮味はなかったが、わかりやすい内容だった。
 いくつかの本屋で新書の売上1位、この本に書いてある内容が広く伝わることは喜ばしい。

山本五十六半藤一利)よみかけ
 山本五十六の伝記というよりは、戦前から第2次大戦中盤までの歴史。
 山本五十六が育った長岡藩(新潟県)の土地柄や歴史についての説明から入るので、けっこう内容が濃い本。 

福島第一原発事故放射線(NHK出版新書)水野倫之・山崎淑行・藤原淳登
 前述の「原発のウソ」といっしょに購入しようと思ったが、写メで表紙を撮影してからネットで著者を検索。
 「原発の闇を暴く」にも照らし合わせてみたが、水野倫之(NHK解説委員)は「東海村事故の際に中性子が放出されている危険性について解説しなかった人物」、山崎淑行(NHK科学文化部記者)は「素人」。
 「中立だが単なる知識不足」か「ゆるい推進派」と解釈、まあ買わなくてよかったよ。
 ネットでの感想によると「内容は中立的」。いまのご時世に実名で原発推進の本を書く人間などいないだろう。