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・小田切霧子の嘘
　ライアーゲームやワンナウツの作者・甲斐谷忍原作のドラマ。
　ドラマのライアーゲームは原作を忠実に再現できない設定があったのはやむをえないが、ちょっとひどいと思った。
　ワンナウツは原作を読んでいないが、非常に楽しめた。録画をしたのだが、ラス前の話を誤って消してしまってからはＨＤＤ内の処置をどうしようかいまだに悩んでいる。
　さて、このドラマは原作を読んでいないので予備知識ゼロで視聴。
　石原さとみ主演で好感度は大だが、なんとなく要所要所の大事なところは今ひとつ生かしきれていないのではないだろうか。
　この作品の肝はエセ霊媒師がエセとわかっていて人を除霊し、そのエセを小田切本人が判っていてやめたいのだが周囲が止めさせてくれないというジレンマに苦悩するところにあると思う。
　サポートする自己保身の刑事もまたその要素を濃くするためにあるはずだ。
　なんとなく原作とドラマのギャップがあるような気がして仕方ないが、まあ石原さとみだから許すって感じかな。