金曜日、呑んだ後の赤い顔のまま本屋に寄ったら新刊が出ていたので購入。
オマケに西村京太郎のトラベルミステリーも購入。
・夜行列車殺人事件(ミリオンセラーシリーズ)
8ヶ月連続のトラベルミステリーの復刊。このシリーズは2冊目の購入になる。
なかなか面白いと思ったが、1度読んだら2度は読まないなあという内容なので処分対象。
1981年3月(の時刻表を作中で使用)当時の小説としてはすばらしいと思うが。
登場人物が少ないため犯人の特定は早い段階でできるが、動機やトリックの解明が難しい。
作中に登場する特急・急行(および夜行普通列車・山陰)の大半がなくなってしまっているのが悲しい。
・遠野伝説殺人事件(西村京太郎)
本日のお昼ごろ、前述のミステリーを読み終えてしまったので、お昼休みに店頭に並んでいたこの本を購入。
遠野物語(柳田國男)や関連する新書は購入したが未読のまま。
きっかけになることを期待して読破中。
十津川警部や亀井刑事はでてくるものの、時刻表の登場はない模様。
本命で購入したラズウエル細木の漫画。
・酒のほそ道26巻
酔った勢いもあり、帰りの電車の中で周囲の皆様に見えるように大きく紙面を開いて熟読。
かなりニタニタ笑っていたと思うが、酔った勢いと漫画の宣伝もかねていることを考慮して勘弁してもらうことにした。
・ラ寿司3巻
どこで連載しているかはよくわからないが「自分で寿司を作る+うんちく」漫画。
1話4ページほどだが、内容は「酒のほそ道」のようにドラマ?があるわけでもなく、ウンチク部分のウエイトが高い。
作品自体今ひとつの感があるだけでなく、ラズウエル細木の描いた関連性のない別漫画がドッサリと併録されており、この単行本の趣旨がわからない。
(しかも表紙に「酒のほそ道姉妹編」とかいてあるところがあざとい)
○併録漫画の内容
第1巻 全200P弱のうち本人の体験談と思われるグルメ漫画80P
第2巻 全200P超のうち絵柄が明らかに古い「お好みひとつ星食堂」というグルメ漫画100P弱、旅する胃袋(ラ寿司番外編)15P弱、空の酒(酒の細道番外編?)6P。
第3巻 全190Pのうち「浮世風呂」(ジャンル不明の風呂漫画)130P
どんどん内容がひどくなる・・・・
ラズウエル細木の単行本はタイトル・内容をろくに確認せず購入しているが、ここまで(ラ寿司3巻)くるとさすがに疑問を感じてしまう。
○ラズウエル細木作品群
・バイブルとして永久保存対象になっている「酒のほそ道」
・美味い話にゃ肴あり(1〜5巻) 呑み漫画ではあるが、飲み屋のマスターが主役であるので、酒のほそ道とは観点が少し違う。
・風流つまみ道場(1〜2巻) 呑み漫画ではあるが、酒のつまみを作ることが主であるので酒のほそ道とは観点が少し違う。
・魚こころあれば食べ心(4冊・近日新刊発売予定)
巻数が数字ではなく鰭、鱗などの魚の部位が巻数として表示されているので実にわかりにくい。たまにしか刊行されないので購入済かどうか即断できない。
釣った魚をどうやって食べるかということが主であるので、どちらかというと釣り漫画。
・ラ寿司(1〜3巻)※前述
呑み漫画以外は処分しようかなあ。