・QED 神器封殺
 物語の終盤は袋とじ。ミステリーにしては珍しいが読んでみてわかった。
 もちろんこの袋とじ部分は物語の解明編(事件の解明編ではない)。
 文字が並んでいるだけでなく、地図などページを開いてみてしまうと一目瞭然のページがいくつもある。
 コレを先にみてしまう(なにげなくページをめくっても見えてしまうことがあるので)と本編がおもしろくなくなってしまう。
 この本は古代史に興味のある人に一読をお勧めしたい。

 昨年2月の2号・Kさんとの奈良旅行後購入した専門書がいくつか本棚に並んでいる。
 1冊はキトラ古墳高松塚古墳に関する本なのだが、もう一冊は奈良の地形・方角・寺社の位置を解析する本。
 「この配置は偶然じゃない!」と読んでビックリもしたが、話が深くなってくるとだんだん読みにくくなってきて、中断。
 小川光三という人の本だったのだが、このQEDの筆者あとがきに小川光三さんの紹介があり、対談を申し入れたと書いてあった。
 中断していた本がこんなところでつながった。

・QEDの他の作品と、ショートミステリー(?)集を購入。
 今読んでいる東野圭吾が終わったらとりかかろう。