「点と線」再読。ドラマは大分ビートたけしの出演が増やされているが、原作はもっとシンプルであった。
 鳥飼刑事は清張作品にはめずらしくもう1本別の作品にも登場しており、そちらの作品のトリックと混同していたようだ。「点と線」はサラリと読み終えてしまった。昭和57年、値段は240円であった。
・「城塞」再読。下巻に突入したが戦力差が圧倒的な戦いだけに、いまひとつ緊迫感に欠けかなり飛ばし読み。
 同じ大坂夏の陣ならば、池波正太郎の「真田太平記」に切り替えるべきだろうか。