なんかよくわからんが、本屋に行くと気になる新刊が。

・ラグクラフト全集 別巻 上 
 まじめに買って読んだのは5巻までだったかな・・・学生時代。
 就職してから6巻7巻が出て、いまだ本棚の中・・・そういえば寝れない時の友だったな、ラグクラフト全集。

・マイベストミステリー2巻(4冊同時発売だから新刊ではないけれど)
 第1巻をもうすぐ読み終わるところ。先行して購入。
 このマイベストミステリーシリーズは、ミステリー?作家が自分の作品の中でのベスト作品1編と、自分の中で心の中に残っている作品1編をそれぞれ収録。
 普段、気にいった作者の本しか読まない人間にとって幅を広げるいい機会ではあったが、今の所はこれといった作家に出会っていない。
 しかし、ビックリしたことに自分以外の作品に夏目漱石の「夢十夜」をあげている作家がいた。満塁サヨナラタイムリーだ。
 夢十夜は20ページほどの作品なのに、やはり大きな影響を与えてるんだなあ・・と朝のタバコの煙が蔓延しているドトールで痛感。眼にしみた。
 同じく1巻収録の菊池寛「入れ札」、これもあとからジワジワとくる作品だった。
 文豪の作品を読みなおす時期なのだろうか。

・百器徒然袋「風」
 京極堂シリーズの榎木津礼次郎が活躍する外伝。京極堂シリーズは文庫でも1000円以上する極厚シリーズ。
 本伝は1回読んだら処分してしまうが、この榎木津シリーズは単純に軽くておもしろいので本棚に残してある。
 今回はその榎木津シリーズの第2巻。まだ読むのは先だけど期待。