薊のごとく棘あれば

感想など。

●勝村出演テレビ番組第7巻
いまだ神かどうかわからず。

渡辺謙版・藤枝梅安
小林桂樹版のキャストが全体的に役者の年齢が高かったせいか、渡辺謙版ははじめ違和感があった。
彦さん=橋爪功 元締め=田中邦衛 個々のキャスティングは悪くない。梅安のドッシリ感があまりないため違和感があったのだろう。
話の内容は原作に忠実なので、原作を2回読み小林桂樹版もみたあとでは、さすがに飽きてきたかな。
梅安役には緒形拳田宮二郎も演じたらしい。

金田一耕助・夜歩く
一時期古谷一行版の金田一耕助シリーズをレンタルで借りていたが、観た事がない作品がいよいよ少なくなってきた。
金田一耕助役にはいろいろな俳優が演じたが、やはり古谷一行が一番よいと思う(特にテレビシリーズの第2期)。
夜歩くを選択したのは、岸田森が出演しているため。案の定、ヘンテコな画家役で登場し怪しさ大爆発であった。
また、本作には他に若き日の谷隼人(でも風雲たけし城に出てたときとあんまり変わらないな・・・)が出演している。

番組終了後のスタッフロールで、この谷隼人より前に出てくる俳優が范文雀
韓流を思わせる美人だが、調べてみると既に亡くなっていることがわかった(享年53)。

この金田一シリーズが相当古い作品なんだなと思わせるが、今のテレビ番組より百倍おもしろいのは間違いない。