先日(4月28日)ライダーマンと飲んだときに借り受けたテレビドラマ「853刑事加茂伸之介」と「行列48時間」。
5月1日までに全部見てしまいました。どちらも面白かった。

◎853刑事加茂伸之介(テレビ朝日 今年の1月〜3月放映 全8話)http://www.tv-asahi.co.jp/853/
主演は寺脇康文、以前水谷豊と「相棒」で競演した俳優。
私は及川光博との相棒しか見たことがないので、もっと若い俳優かと思ったら(年齢的には)ベテラン俳優でした(作中で47歳とある)。
舞台は京都、法律遵守をモットーにこの10年で捜査の改革を行った捜査一課・武藤係長の班に突然配属された加茂伸之介。
加茂伸之介はむしろ「古い」タイプの刑事で、リーダーである武藤係長(田辺誠一)とは完全にそりが合わない。
加茂刑事は第1話から完全無視、捜査会議にも呼んでもらえない。
規格外の捜査を勝手にすすめる加茂と上司である武藤の対立は毎回発生するが、話が進むにつれ武藤も自分に欠けているものを持っている加茂を次第に認め始める。
1クールながら特別番組の影響でたった8話だったが、ぜひ続編をお願いしたい内容。

レギュラーには富田靖子が出演しており、テレビで観るのは実に久しぶり。
実は富田靖子の学生時代、彼女の通っている高校が私と同じ学区の公立高校で(私は5〜6ほど偏差値が下の学校でした)、当時彼女を見るために遠回りする連中もいましたね。

◎行列48時間(NHK 昨年10月より放送 全6話)http://www.nhk.or.jp/kindora/48hours/html_48hours_cast.html
主人公・宝福善朗は定年間近のサラリーマン。
退職後の就職先の内定が取り消され、そのことを家族にいえない。
そんな中、妻と娘から銀座のデパート高倉屋の福袋を買うために開店2日前の12月31日から並ぶようにお願いをされてしまう。
この開店までの行列48時間、並んでいる人たちの素性や性格が明らかになり、それぞれが各人のドラマに絡み合っていく。
この行列に一番大きい影響を与えているのが、すでに発生している誘拐事件の身代金授受の場所を高倉屋デパートの行列と指定されていることで、行列の中に私服警官が紛れ込み周辺は警察だらけ。
捜査の管理官である渡辺いっけいは、捜査のいきさつで行列に並んだ主人公・宝福善朗をホシとにらんでしまい、この誤解がまたドラマを生んでしまう。
終始「これがここにつながるのか」というシナリオの連続で、ニガ笑いが絶えない。

御柱の帰り道、映画の話になったので今日レンタル屋で借りてきた。
・シャイニング
エデンの東(映画版1) 
  新作なのですぐ返さないといけない。
野獣死すべし 
 前回探したときはないと思ったが、邦画の棚が移動になっただけだった。
 「蘇える金狼」を先に見つけたがこないだ本を読んだばかりなので、野獣を優先。