前述のように、4月2日の金曜日からKさんと諏訪大社御柱祭りに行ってきました!
祭り自体は2日から始まっており(神木8本を木落としの会場まで移動させる=山だし)3日・土曜日と4日・日曜日は木落としと川越し。
木落としは推定60度ほどの斜面から神木を落とす儀式、川越しは神木を川に落として対岸で引き上げる儀式。
神木は直径1メートル30センチほど。神木の前と後ろにメドデコと呼ばれる角をV字型にとりつけ、その(前の)メドデコに各10人ほどの人間が登る。
このメドデコに人が乗ったまま、神木とともに斜面を滑り落ち、川にぶち込まれる。
当然手放し状態で神木が放置されるわけでなく、神木の前後あらゆる場所に縄(綱)がつけられ、その縄を多数の人間が持って神木の暴走を食い止めている。
非常に危険が伴う祭りなので、観光客の参加はもちろん無理、木落とし・川越しの会場近隣にも入ることはできない。

1日目の土曜日は4本の神木が木落とし・川越し。本宮1、前宮1、本宮2、前宮2の順番。
(2日目は本宮3、前宮3、本宮4、前宮4の順番)
本宮1は1番最初だけにマスコミの注目度も高く、かつ本宮1担当地区住民の気合の入り方も違う。
(本宮1〜前宮4の柱の担当は茅野市8つの地区の代表者がクジビキで決める)

本宮1・前宮1・本宮2の木落としは茅野駅から歩ける距離にある鉄橋と呼ばれる橋の上から観賞。
距離があるのでKさんに準備してもらった双眼鏡が大いに役立った。
本宮1の木落としは10時かと思っていたら、数分早く落ち始め、かつ非常に上手に落ちたので出だしの部分を見逃した。
逆に11時からの前宮1の柱は20分近くも落ちず、見逃せない時間が長かっただけにちょっと疲れた。
本宮2の木落としは場所を移動、有料観客席入り口付近に陣取ったが、ここは鉄橋の上よりも角度がよく、よりよい条件で観賞できた。

川越し。Kさんのご実家の付近が会場なので、一度引き上げてから再度出撃。
1本目の本宮1の川越しはすでにひとだかりができていたので、少し離れた橋のしたから観賞。
前宮1の川越しの際には川べりまで移動して陣取ったが、予定の15時になっても始まる気配なく、かつ風が吹いてきて非常に寒くなってきた。
(これは前宮1の人足が少なく、木落とし・川越しまでの移動に時間がかかったためと思われる)
便意を催してきたため、一度Kさんの本宅までもどり(仮設トイレ・近所のコンビニのトイレは長蛇の列)、用を足してからコンビニで暖かいコーヒーとおにぎりを2人分購入。
Kさんの待つ川べりにもどり、少ししてから前宮1の川越し開始(15:45)。
神木を川に落として引き上げるまでまた時間がかかり、終わったのは17時前。
予定では16時に本宮2、1650に前宮2の川越しを開始することになっていたが、すでに日も暮れ始めているため、土曜日は本宮2の川越しで打ち切り。
かなり寒くなってきているため、ギャラリーは激減。より間近のいい場所で観賞することができたのがせめてもの救い。
とにかくメチャメチャ寒かった。
(東京では桜が満開だけど、諏訪では梅もまだ咲いてない)

2日目はKさんのご実家の担当地区である本宮3の木落としと川越しを氏子席から観賞。
詳細は次回・・・・