*[その他]
#1405 さらば詰将棋パラダイス
■ 1 ■ その他
・さらば詰将棋パラダイス
2年ほど前に詰将棋パラダイスの存在を知ってから千駄ヶ谷の将棋会館に出向き、売店で毎月購入していた。
この2年の間に旧将棋会館から千駄ヶ谷駅前の新将棋会館に移り、売店も営業時間が拡大され、休業日もなくなったので通いやすくなったのは間違いない。
しかし・・・毎月月初の発売されるこの小冊子、基本的には書店を介さない定期購読が前提であるため、店舗で直接購入できるのは将棋会館とごく一部の書店のみ。
書店と版元の契約では、一度入荷したら再入荷しない取り決めになっているらしく、店舗で購入できなければ定期購読するしかない。
これまでは店頭になくても「奥の在庫の確認」をお願いすると、奥から出してくれたのだが、今回は事情が違った。
月初発売なのに月半ばに買い求める私ものんきだが、今月はとうとう「在庫なし」を勧告された。
こうなるともうあきらめるしかない。
連休で観光客が多く訪れたため、例月になく売れてしまったのか?
国内の将棋ファンならわからなくもないが、インバウンドの外国人観光客が日本語もろくに読めないのに「100手詰め以上」の詰将棋が載っている本書を争って買い求めるとは考えにくい。
個人的に出した結論は「入荷数が減った」。
たしかに売り場に過去の詰将棋パラダイスが乱雑に並べられていることから、契約に返本がないことから会館側としても毎月残る在庫に苦慮しているのかもしれない。
とにかく残念だが、約2年にわたって購入を続けた詰将棋パラダイスだが、このタイミングで定期購入は取りやめることにした。
>これまで購入した詰将棋パラダイスはろくにめくってもいないが、老後の楽しみとして取っておくことにしよう。
■ 2 ■ 読書
●諏訪の神(戸矢学 河出文庫)#16
先輩のKさんから話を聞いたり関連書籍を読んでみたりしだが、結局いろいろ複雑で情報は集まるがまとまらないままになっていた。
そもそも諏訪に謎とされることが多すぎるのだ。
・御柱祭りとは何か
・御頭祭
・諏訪大社はなぜ2か所(諏訪市、茅野市)あるのか
・タケミナカタはどうなったのか
・モリヤ神、ミジャクシ神の信仰について
本書で(筆者の推測のレベルだが)説明がなされていた。
・古事記にのみ記述があるタケミナカタ(および国譲りの経緯)は日本の宗教対立で敗れ去った物部守屋をさす。
・諏訪は物部氏の支配地であり、争いに敗れた物部守屋(および一族の大半)はここで滅びた。
・物部守屋が怨霊とならぬように祭りあがめることになった。
・朝廷側としては守屋への直接の信仰はのぞましくないので、祭神のすり替えが行われている。
・ミジャクシ神はこの地に古来より伝わる縄文以前の信仰。あがめているのは諏訪湖ではない。
・ミジャクシ神の正体は、諏訪がフォッサマグナ上にあり、はるか昔の大地震・地殻変動による大被害をこうむったことによる自然信仰。御柱はその地震の神を封じ込める「封印」(の一部)。
・ミジャクシ神とあがめる「硯石」などが本来の位置から移され、しらずのうちに「封印」が解かれてしまっている。
・諏訪大社は前宮・本宮が古来からある神社で、朝廷からの命令で後で造られたのが春宮秋宮。
・カジキ面は古来信仰にある「大地に対する生贄」
この内容をそのままうのみにするわけにはいかないが、一番整理されている本だと思う。
他の本も読み直して比較してみよう。
●まとめていろいろ購入した
・盤上の向日葵(柚月裕子 中公文庫)
映画化にあたり店頭に並んでいた
・1952年日航機「撃墜」事件(松本清張 角川文庫)
・君のクイズ(小川哲 朝日文庫)
この人の本は初めて購入するが、私に限ってタダにしてもらっても構わないのではないかと思う。
■ 3 ■ テレビ
録画番組(おもに1970年代の30分番組)が増えたためか、録画している番組を整理する必要に迫られた。
●ブラリ途中下車の旅
以前は残していたが、ご近所沿線以外はほぼスルーで旅人次第ではろくに観ずに消してしまうので録画を取りやめる。
TVerでのチェックで十分。
この番組はかなり古くから放送しており、昔は旅人「太川陽介」のみだったように思うが、いつしか複数人でのローテーションになった。ベテラン俳優・歌手から元アナウンサー、若手芸能人、ジャニタレ、林家たい平師匠など旅人は多岐に渡っている。個人的に旅人スルーにしているのは「小島奈津子」。
本人の希望があるのかどうか知らなけれど、東急東横線など「オシャレ路線」ばかり担当し、高級店ばかりを巡り歩いている。ヒマらしいのでレギュラーを外れることはないようだが、引退してほしい。
それでも年数回太川陽介が旅人となることがあるが、見ず知らずの地元の住民に話しかける言葉使いや、すぐに仲良くなる人柄、親交を深めるトーク、そして感謝の一言など、観ていてすがすがしいし、さすが(ぶらり途中下車の)大御所といいたくなる。
〇オモウマイ店
全国にある値段が安くボリュームがある飲食店が番組の目玉。店のほとんどが都市圏外なので、視聴後に店に行く機会はほとんどない。同じ店のローテーションも多いので最近飽きてきたが、愛媛県のエキサイトスーパーだけが気になるので、そのためにだけ録画をしているようなもの。
〇ケンミンショー極
みのもんたMC時代より録画を継続している。比較的行きやすい店(新潟の弁慶など)を紹介してくれるので、情報番組としても有効。
〇ナニコレ珍百景
番組としては面白いが・・・視聴したら消すというレベルでもない。
〇新プロジェクトX
〇毎日録画している朝の連続ドラマも重荷になっているんだよな。
〇今年のNHK大河も録画中。
主演は横浜流星だが、調べてみたら「トッキュウジャー」の特急4号(緑)だった。赤が志尊淳だった以外、全然覚えてないなあ。
〇最近は日曜日の「将棋フォーラム」も追加されている。
■ 4 ■ その他
●アマゾンプライム
・ヒーローアカデミア
第3シーズン突入。
・ざつ旅
ライダーマンから「お勧めではない!」と抗議が来た。
連載がなく定期的な収入が確保できていない漫画家の卵(女の子)が仕事の憂さ晴らしにネットで(投票による)ざっくりとした目的地を決め、旅に出て癒されるという構成。
定収入もないのにこんな贅沢な旅をして続くわけがないと思う。
・日々は過ぎれど飯うまし
雑旅を放置していたら勝手に始まった。旅はないが、ざつ旅なみに面白い。
大学に入ったらダミーサークルを作ってダラダラと過ごす場所を作ることを目的に作られた「食文化研究会」。
活動開始後の活動報告を求められて飯を作るが、なぜ主人公の女の子だけが料理がうまいのかが謎。
家が定食屋で家業を手伝っている女の子が一番まとも。