*[その他]
#1399 虎塚古墳!
■ 1 ■ その他
(1)虎塚古墳
3月22日土曜日。先輩のKさんと茨城県ひたちなか市の虎塚古墳に行ってきました!
この古墳は関東でも珍しい装飾古墳で、壁画の保存状態がとてもいいのです。
年2回、春と秋のわずかな期間、公開をしているので行ってきました。
日帰りではあるものの、Kさんとのお出かけは久々。九州王塚古墳を見に行った北九州旅行以来。
当初上野発800の「ひたち3号」での出発を予定していたものの、まさかの満席で断念。
830発の「ときわ53号」も全車指定ながらまだ余裕がありました。
これは「ひたち3号」が仙台行きで、数少ない仙台行きの一番早い列車。人気があって当たり前。
「ときわ」は水戸勝田までなので、830の「ときわ」は「早め」なのか席に余裕がありました。
終点の勝田着は955。
ここで「ひたちなか海浜鉄道湊線」に乗り換えて「中根」駅で下車し、歩いて現地入りする方法もあったけど、
駅前は家も何もなく、車も走ってない>グーグルマップ。
徒歩25分~30分かかるので、勝田からタクシーで現地入りすることにしました。
1年間で数少ない公開の日。
Kさんが古墳目当てでくるお客さんがいるかどうか尋ねると「いないねえ」
古墳の出土品を展示している「埋蔵文化財調査センター」へ20分ほどで到着。>2600円
ロータリーや駐車場があり、きちんと整備されています。
タクシーで来る人は少ないようで、みんな自家用車で来てますね。
タクシーを降りて虎塚古墳の案内板があるところに向かい、ボランティアと思われるガイドさんに古墳まで案内されました。
古墳近くの受付で160円を支払ってパンフレットをもらいました。
古墳現地までのガイドさんは考古学の大学生のようで、ほかの来場者との話を聞いていると大学1年生で将来は考古学(古墳発掘)の仕事に就きたいそうです。
古墳は順番に少人数が案内され、ガイドさんの説明をききながらガラス越しに古墳内部を眺めます。
これは素晴らしい!
装飾古墳は九州へ2度見に行ったけど、九州の古墳と比べてもかなり良い保存状態!
九州の装飾古墳は図画だけでなく模様・文様な部分も多く複雑だったけど、この虎塚古墳の図画はおとなしめ。
○△が基本だけど、抽象的過ぎて何をイメージして書いているのかよくわからない部分があるようです。
これだけすばらしいのに、人が来ない!(といっても順番待ちして中に入ったし、通番が26番だったので人は来てますよ)
ボランティアの人の話だと「遠方から来る人は朝早い時間に来る」ということらしく、東京横浜から朝早く家を出てやってきた私どももこの範疇に含まれるようです。
古墳の出物を中心に展示物がある「調査センター」にはいる(無料)と展示物も充実!
鉄剣(蕨手刀)、刀子も出ていて、製鉄技術があったことも説明されていました。
古墳は7世紀後半以降のものなので、当時奈良朝廷の支配下にあったことは間違いなく、正規の歴史には登場していない現地の支配者の墓と思われる装飾古墳があり、中央から受け継がれた製鉄技術を持っていることを考えると、どこかのタイミングで奈良朝廷に取り込まれたことになる。
九州では筑紫磐井の乱など現地の伝承や展示物、書物などが数多く残されていたが、このひたちなかには現地の主張が見当たらなかった。
(2)ひたちなか海浜鉄道湊線完乗
ここで私が「乗り鉄」としてワガママを。
「ひたちなか海浜鉄道を乗りつぶしたい!」
タクシーで勝田に戻らず、阿字ヶ浦へ移動。12時過ぎにタクシーを呼んで、15分ほどで到着。
海浜鉄道は勝田から海へ向かってまっすぐにのび、那珂湊で90度方向転換し阿字ヶ浦の「エル字型」路線。
勝田~阿字ヶ浦を直線で結んだ中間点に古墳があるので、思ったより時間がかからず阿字ヶ浦に到着。
1237の勝田行きに乗れました!
ホームには展示用の国鉄時代の気動車が停車保存されているので、写真をパチリ。
天気が良く、窓の外ものどか・・・
結構きょろきょろしていると、じきに中根駅を過ぎ、終点勝田に。30分ほどでしたが、完乗できてよかった。
(3)水戸であんこう鍋
勝田の隣の駅が県庁所在地・水戸。
ケンミンショーでも駅前インタビューやっている、ロータリーにも出ました。
おそらく県内1番の繁華街、若い人も多くて賑やかでした。外国人も少ない!
検索して調べた店は北口を出たところにある「てんまさ」
あんこう鍋の店。行ってみると、満席。
しばらく店の前で検索していると人が出てきたので入れるかどうか確認したところ「ご希望の料理が出るまで時間がかかります」。
アキラメロってことですね。ランチも15時まで(LOは1430)らしいので、改めて検索して南口駅ビル内にある14時開店の店に向かいました。
9~11階がレストランフロアなんだけど、9階10階はサイゼリヤなどのチェーン店で地元の人が来る店。
11階のお店に入りました。
14時開店直後なのでお客さんは少なく、はじめの「アンコウ3種(鍋、唐揚げ、きもポン酢)」とすぐに来るおつまみを注文。
ビールから酒に移ったけど、日本酒が少ない(高清水880円、松竹梅「豪快」、銘柄不明のおすすめ酒」)。
専門店でもないし、まあ質は落ちるんだろうなと思っていたら
・アンキモがさらりと崩れる。
カマボコのようなプリン状に近いものしか食べたことなかったけど、これは新鮮。おかわりしました。
・鍋もうまいぞ。アンコウの身はダシがでて、スープがウマイ。占めの麺を注文せず飲み干しました。
まあ、満足。これを土台にして、次は「てんまさ」で食ってやるぞ。
(4)新橋で焼肉
「ひたち」で東京に戻って、日暮れ時。
しめに飲みますかと新橋に繰り出したものの、店はなかなか決まらない。
たまたま焼肉店「ふたご」の前にたどりついたとき、「肉でOK」のアイコンタクト。
実は10年以上前、職場のメンバーで「ふたご」に来たことがあるのです。
おいしかった以外まったく覚えてないけど、入ってみて正解。
1枚肉は2500円から3000円くらいするけど、500円以下の内臓メニューも充実。
店員さんが全部焼いてくれるので、どれも一番ぴしい状態で提供してくれるのです。
ああ、満足。
途中でハイボールに切り替えたけど、そのときにはお店も混んできていて、引き上げ時であったが突然追加注文したハイボールが「激濃」になった。
ああ、これでおしまいにしてくださいってことね。
いい締めくくりができて新橋で解散しました。
水戸の「てんまさ」と焼肉ふたごはまた行きたいですね!