第1397話 すし哲4

*[その他]

#1397 すし哲4

■ 1 ■ その他

●すし哲 4回目

3月5日
旅キュン切符で母親(80歳超)と塩釜の「すし哲」に行ってきました。
震災前に先輩のHさんに連れて行ってもらったのがきっかけ。
大人の休日切符で東北に行くようになって、昨年は王子、今年は私の母親を連れて行きました。
私の母親は元気だけど高齢でもあり、武蔵小杉乗り換えで東京に向かうのはちょっと酷だった。
東京発仙台行きの「やまびこ」で仙台入り。
仙石線に乗り換え、本塩釜へ。
店に到着する際は開店の11時をちょっとすぎてしまったが、開店は11時過ぎ。
1階はもういっぱいで、2階に通されました。
初めて来たときは3階(円卓テーブル席)だったので2階は初めて。畳の座敷でした。
にぎりの「すし哲物語」を注文し、にぎりが来るまでの単品で「白子ポン酢、白子焼」「ぶどうエビ」を頼みました。
ぶどうエビは「2540円ですがよろしいですか?」と確認されたが、母親と来てるのだから注文。
酒は地元の浦霞。メニューに書いてない季節ものがあるいうのでそれを注文。>たぶん3000円くらいだな。
至福な時間を過ごし、追加注文を。(ネタは煮蛸とアワビがもう品切れ!にぎりの中に入ってましたがお代わりはダメに)
酒は「アベカン」を注文。
しめ鯖とあじを刺身で注文。
ところが来たのはしめ鯖とイワシ。せっかくだからイワシをいただいたところ・・・・
骨がない!臭みもない!やわらかい!
母親はイワシに一番驚いていて、ネタが新鮮なこととその調理法に驚いていました。
しめ鯖も「酢を感じさせず、それでいて鯖の味がしっかりしている」
エビカツのしめ鯖もうまかったけど、こりゃ凄いや。
母親の賛辞は店員さんにコメントしたので、きっと開店前ミーティングで発表されていることでしょう。
ほんとに母親が喜んでくれたので、来てよかった!
にぎりもシャリがほどよくほどけてネタとちょうど一緒になくなるんだよな。すごい。
会計は4万円超!現金足らんのでカードきりました。

仙石線で仙台に戻り、いくつか観光候補地があった中で、震災建造物保存されている荒浜小学校へ。
昨年王子と市営地下鉄を乗りつぶしていた成果が生き、地下鉄荒井駅へスムーズに移動。
雨が降っているしバスも出たばかりなのでタクシーで現地へ>1810円
2011年3月11日、当時の様子が伝わってくる建造物、展示、映像。
今日も雨で風も雨も冷たく寒い1日だが、当時の状況が伝わってくる。
小学校(当時の生徒数約90人)がある割に、周りに家がないなと思ったら、全部流されてしまっていて、震災後小学校が廃校になったので現在は周囲に人が住んでいない。
津波についてはアニメーションなどで「ドドドドド」という轟音とともに高波が襲ってくるイメージだったが、証言では「音もなく、遠目には白い壁が徐々に迫ってくるイメージ」だった。
音がないだけに、津波に飲みこまれた後の映像や音が残酷だった。
荒浜小学校は屋上に避難した人が数日で救助されたが、より南方の閖上地区はまた違ったと帰りのタクシーの運転士さんが言ってました。
結構訪れる人、特に若い人が多くて、なんとなく嬉しくなった。

仙台に戻り、駅ビル内の牛タン通りで牛タンを。
いつもの焼助なら時間も早めだし余裕で入れるはずだだが、ひよって「利久」に入った。
定食は注文せず、牛タン焼とテールスープとビールを注文。
焼助で何度も食べてきた牛タンだが、利久と明らかに違うのはこのテールスープ!
(焼助でスープを注文したことがあったかどうかは覚えなし)
寿司も牛タンも母親は満足してくれたようで、人生初めての孝行ができたかなと自己満足に浸りました。

■ 2 ■ ゲーム

信長の野望・出陣
先月の小田原行きから領土拡大に支障がなくなり、今回の仙台行もあり領土は順調に拡大。
今月はKさんと茨城の装飾古墳も観に行くので、さらに拡大見込み。

■ 3 ■ ゲーム

●真幻想水滸伝1・2
 なんとなく買ってしまった。
 ゲームを始めるとRPGありがちのパ-ティ組んで冒険するやつ。
 そういえばスーパーファミコンミニのFFを放置していることを思い出した。
 ちょっとげんなりしたが、始めてみると難易度低めでなかなか楽しい。
 パーティメンバーも行きがかり上ころころ入れ替わるので、アイテムを持ち逃げされないように注意しよう。、

ドラゴンクエストモンスターズ
 水滸伝がイマイチだった時の保険で購入。
 やはり新しいゲームはプレイヤーを飽きさせない工夫がうまいと感じる。
 しかし、プレイ中に寝てしまい、これから何をやればいいのかよくわからない状況でレベル上げだけ進行。

■ 4 ■ 読書

●からくり写楽(#9)
 写楽正体説がいろいろあるが、それをすべて包括した上でストーリーができている。
 まず当然ながら仕掛け人は「蔦重」。
 写楽の正体隠匿はもちろん、その後の情報拡散も蔦重の策略。
 結果論ありきのストーリー仕立てだが、そもそも絵画が世に出る仕組みもわかりやすく説明してくれている。
 まず、中村座などが芝居を打つ時期は年間で決まっていて、その芝居をもとに役者絵が作られる。
 はじめは江戸屋敷を持つ大名が親交のある大名等にあいさつ代わりに配る「高級な役者絵」。
 絵の具、黒雲母など豪華絢爛で枚数は少数で市場に出回らない。
 この高級版がはけた後に同じ版で絵の具や質を落とした「大衆版」を大量生産。
 人気俳優のブロマイドとして大衆に広まっていく。
 新しい芝居の開幕→芝居の内容をもとにした役者版の流通(少数)→大衆版の普及
 特に大衆版で蔦重は儲けるわけだが、では今教科書などに乗っている写楽の大首絵はどっからでたんだ?
 久々に写楽に興味が戻った作品。感謝。

■ 5 ■ その他

バビル2世
 10話収録DVD刊行。ライダーマンからのラインがきっかけだが、2100円、迷わず購入した。
 4カ月連続で刊行されるらしい。
 原作とかけ離れている部分もあるけど、通して1回見ておきたい。