第1282話 連続休暇2日目(2日連続更新)

*[その他]

#1282 連続休暇2日目(2日連続更新)

■ 1 ■ その他

信越本線の横川~高崎間の電車に乗り、横川から高崎方面に向かう途中に「野表(のひょう)」という駅がある。
電車の一番前、運転台の後ろのあたりでスマホで路線案内図をビデオ撮影していると、駅に着いたらしくお客がドドッと乗ってきて、開いていないドアのほうへ押し出されそうになった。
押されるのを回避しようと、ロングシートの座席のほうによろけながら移動すると、席が空いているのでそのまま座ることができた。
ロングシートに座ったつもりが、なぜかグリーン車のようなリクライニングシートになっており、「のひょう~のひょう~」という外の駅の放送が聞こえてきた。
リクライニングシートに座った私の前を、眼鏡をかけた小学生3-4年ぐらいの女の子が私の前を通って、窓の上にあるビニール袋(※)を1枚とって「(駅の放送の)音程が違う」といいながら、1列前の席に戻っていった。
(※)スーパーマーケットにある、水物や生鮮食料などをいれる、無料の薄いビニール袋
私のシートは3人掛けで、1つ席を空けて同僚のNさんが着席しており、出勤前なので背広を着ていた。
前の席に中年の太ったおばさんがおり、電車が動き出すと、「私の負けだよ」といいながら、袋から変わった一升瓶を取り出しNさんに手渡した。
一升瓶の中身は酒なんだが、瓶のデザインが随分変わっていて、一番上の注ぎ口から瓶の真ん中あたりまでは特別なところはないが、真ん中から下はダルマ瓶のように太く丸くなっている。
瓶に彫刻のようなホリモノもあり、ただの酒じゃないなと思わせる装飾。
ここでなぜNさんがこのおばさんから酒をもらっているかというと、推測するに何日か前に賭けをしていて、今日が期限のようだった。
賭けの内容はよくわからないが、おばさんは自分が負けであることをすでに気づいていて、わざわざ準備していたらしい。
さっそく飲もうと、コップを準備しようと思ったら、目の前のちゃぶ台にはコップはなく、向かいに座っている(元横綱の)白鵬が飯茶碗を2つ渡してくれた。
これでいいかと思っていたら、白鵬は私の手にある茶碗の一つに白飯をよそぎ、その茶碗を私からサッととって、その白飯を食べ始めた。
ここで眼が覚めた。

これから王子たちと伊豆に出発する。でもなんでこんな夢なんだろう。