第1273話 真岡鉄道、乗りに行って来ました!

*[その他]

#1273 真岡鉄道、乗りに行ってきました!

■ 1 ■ その他

真岡鉄道 念願のC12蒸気機関車

(1)念願の真岡鉄道、しかし遠いのだ。
昨年末、予定していた真岡鉄道のSL列車に乗る企画がまさかの前日にお釈迦になり、急遽予定変更(#1244)。
先輩のAさんが外出許可を得るのに半年・・・長かったがようやく念願がかないました。

6月5日土曜日。天気は晴朗。SL列車の下りは出発がかなり早くなるので見逃し、折り返しの上り線でSL列車に乗ることに。
しかし・・・真岡鉄道のスタート地点に行くまでが長い。
アパート出発朝815頃~先輩のAさんと東武伊勢崎線草加駅で合流1010頃。南栗橋行きの準急だったために北越谷から各駅に停車。
越谷から南栗橋まで40分。
さらに南栗橋で乗り換えて1駅、栗橋駅でJR線に乗り換え。
真岡鉄道の終点・茂木に着くのは1405で確定しており、余裕を持った合流だったので途中駅で適当な休憩時間が。
栗橋で約20分、「乗換駅だし駅前に焼き鳥日高でもあったら今回の旅行の結団式を」と思って改札を出て駅前に出てみると・・・
・鳥貴族はあったものの営業は夕方から。
・駅舎の階段裏に大きな赤提灯が。期待の焼鳥屋だが、営業はやはり夕方から。
「俺、この場所に住めねえよ」とボヤくA先輩。私も同感です。
栗橋の駅中で電車を待つ間500MLのビールで乾杯。でも待ち時間があんまりない中で500MLは結構効きました。
ここは350MLだったなと後悔したが、電車に乗り込んでさらに後悔。
通勤用のロングシートではなく、4人掛けのボックスシートに座れました。
ここで500MLロング缶がもう1本必要だったのです・・・・無念。
小山でビールを補給して水戸線ホームで1本空け、水戸線に20分ほど乗った後真岡鉄道の始点駅である下館駅に到着。
時間があるので改札を出て外で残ったビール1本を飲みほすことに。

(2)いよいよ真岡鉄道
しかし・・
駅を出てロータリーを見回すと、正面にショッピングモール+筑西市役所。ロータリーを囲んで飲食店がチラホラ。
駅を出てすぐ左手に昔は本屋だったんだろうと思われる「書房」の建物にシャッターが下り、その店前に集まっている人たちが。
服装はちょっと汚く、なにやらアルコールのようなものを飲みながらグダグダとかみ合わない話を続けている様子。
ここでその集団の近くで手持ちのビールを開栓しようものなら・・・一般の皆様は私共がこのグループの一員だと勘違いしてしまうでしょう。
それだけは絶対に避けたいため、集団から遠く離れ、駅をまたぐ歩道橋の上でビールを開けました。
ビールを飲み終えて真岡鉄道ホームへ。真岡鉄道パスモなどに対応していないため、駅の券売機で切符を買わないといけないのです。
下館~茂木間1050円。
切符買うのは久しぶりのような。
茂木行の列車は1両編成の気動車。当然トイレはついていません。
ビール飲んで1時間トイレなしはきついな・・・・乗車前にしっかり準備、もしもとなったら我慢しかない。
真岡鉄道沿線の風景は「のどか」で、暖かな日差しが窓から差し込み、朝早く起きたことと、ビールの効果で眠気が・・・・
途中記憶がとぎれとぎれなのは、まあ仕方ない。
予定通り1405茂木到着。これから念願のSL列車に。

(3)C12で再び下館へ
真岡鉄道盲腸線なので、帰り道は全く同じところを通るのに、SL列車というだけで全然違うぞ!?
発車時の蒸気機関車の蒸気音、窓からかすかに入ってくるスス、におい。
それとやはり沿線や道路にいる人たちがSLに向かって手を振ってくれるのだ。
客車の私たちの後光や社会に対する業績などは微塵もないし、沿線住民から私たちへの賛美でも何でもないことはわかっている。
手を振ってもらえれば手を振り返したくなるのが人情だし、いっそ架線もトンネルもないのだから窓を全開にして身を乗り出して手を振ることも真岡鉄道なら可能。
やってはいけないことなので、もちろんやりはしないけども。
日頃指をさされることはあっても手を振ってもらうことなどほとんどない生活を送っていると、なぜかジーンとくるものがある。
SL列車にはほかの列車にはない魅力があるとすれば、これなんだろうなあ。
機関車のC12は補助機関車なしで1時間を走り切り、終点の下館へ。
トイレに行って帰りの路線をどうするか相談しているうちに走り去ってしまいましたが、久々のSL列車、来てよかったですよ!

(4)帰り道
同じルートで帰ろうと思っていたら、トイレ中に上下線とも水戸線が出てしまい、残された選択肢・関東鉄道で帰ることに。
関東鉄道は初乗りなので歓迎だったが、2両編成でまたもトイレなし。
風景はのどかそのもので、筑波山がはっきり見えて景色は悪くないんだけど・・・・・ガッツリ寝てしまいました。
何度か目が覚めた後、終着の水海道に到着。
ここで取手行きに乗り換えて、少し行くと守屋。
ここはアドマチック天国でも紹介されたニュータウンで、マンションや新しい住宅がズラリ。駅前は大型ショッピングモールありで、生活には困らなさそう。
守屋でつくばエクスプレスに乗り換え。昔、少しだけ乗ったことあるんだけど、守屋からは初。
スピードが速い分、運賃もかなり高め。
北千住から綾瀬に移動し、いつもの「こたに」で反省会。アパートに帰ったのは夜10時半前だったから、14時間以上の旅でしたね。

■ 2 ■ 読書

ウクライナの歴史(※20冊目)
文字数が多い本だったので読むのに時間がかかった。
ロシアの侵攻前のウクライナのイメージはあくまでもソ連の一部というイメージだったけども、それ以前には長い歴史があり、支配する国や民族もかわるがわる。
穀倉地帯で資源もあるのでなにかと狙われやすい重要拠点ながら独立は悲願だった。
内容の濃い満足できる本でした。

●日本史サイエンス2(ブルーバックス)※21冊目
科学系の新書シリーズであるブルーバックスが珍しく日本史テーマ本を出していることに気がついた。
なかなかよさそうなので2冊まとめ購入。今日2巻を読み終えたので、1巻に着手中。

●全国駅ラーメン探訪(交通新聞社新書)
一度購入して王子に読むように渡したが、やはりまた読みたくなったので購入。

■ 3 ■ 酒

草野球チームの若手である背番号2、9さんと溝の口で一度飲んだ時に、20年ぐらい前に溝の口で働いているときに飲みに行っていた南武線沿いにある飲み屋街へ行きました。
せまくて、ゴチャゴチャしている昔の溝の口の雰囲気を残しているところに1軒、焼き鳥のうまい店があった。
いつもいっぱいで入れなくて、平日定時上がりで店に向かってもすでにいっぱい。
たまにしか入れなかったけど、記憶に残っていた。
20年以上ぶりで行ってみると、この一角に小さな店がひしめいていたのに、コロナ禍でほとんどが淘汰され、残っていたのがこの店だった。
店の名前は「いろは」。
久々に食べた焼き物は、やはりうまかった。
背番号9番さんもだいぶ気に入ってくれて、ほぼ毎週のようにかようになっていること先日耳にした。
ご新規さんはほとんど外で立ち飲みなのに、この間背番号9番さんは店の人に「中空いてるから入ったら?」と言われたそうです。
若いのによく来るから目立ったんだろうね。
私はちなみに店の中には入ったこともありません・・・・
明日会社の帰りに行ってみよう。金曜日の夜や土曜日はやはりいっぱいらしいので>9番情報