■ 1 ■ その他

金田一耕助シリーズ「女王蜂」
横溝正史金田一シリーズのなかで映像化された回数が多い作品、らしい>解説冊子より。
西伊豆にある月琴島。ここが今回の舞台。この島の名家である大道寺家の一人娘・智子は美人で心優しい女性。
この智子を引き取って東京で暮らすことをすすめている智子の父の親友速水が、金田一耕助とともに島を訪れてから事件がおこる。
・新聞の切り抜き文字で作られた警告文には「智子は女王蜂であり、まわりによってくる男たちは皆死んでしまう」とあり、事実次々と智子の周囲の男性が奇怪死する。
・もちろん犯人は登場人物の中にいるのだが、事件の奥深さなどシナリオ面でもすばらしい作品。
・肝心の美人で心優しい智子役を演じたのは「片平なぎさ」。当時19歳、確かに美人。
・しかし数十年後、「赤い霊柩車シリーズ」で主役を張ることになる片平なぎさだが、このシリーズでは葬儀屋という設定もあり、片平なぎさの周囲の人間は死んでしまっていることが前提で話が進行するため、まだ大道寺家の呪いは解けていないと思われる。

■ 2 ■ プロ野球

オールスター後、3戦を消化。
首位 阪神   43勝43敗1分 
2位 ヤクルト 43勝43敗1分 0
3位 巨人   43勝45敗1分 1
4位 DeNA 42勝45敗1分 1.5
5位 広島   39勝43敗1分 2
6位 中日   39勝47敗2分 4

4位が首位に1.5ゲーム差、5位は2ゲーム差。ビリの中日でもわずか4ゲーム差。

■ 3 ■ その他

連休中に王子のピアノ発表会があった。
だいたい半年に一度開催される発表会に王子は積極的に参加しているのだが、難易度はだんだん高くなり、最近はクラシック曲が課題になるようになった。
今回の発表会は下は4歳から上は26歳と参加年齢層の幅が広く「いっしょうけんめい練習しました」ということをほめてあげるレベルから、今回のようなミニ発表会で演奏するにはもったいないようなレベルの高い人まで様々。
王子は「いっしょうけんめいがんばりました」という人たちの後に順番が回ってきて、会場はなんとなく和んだ雰囲気になっていた。
王子は学年の割に背が低く、いつもニッコリ笑って挨拶するので、見た目よりも低い学年で見られているようで、王子があいさつした時には周囲から「かわいい!」(いっしょうけんめいがんばってね、という微笑ましい応援も含んだ意味で)の声も聞こえてきた。
ところが王子は前段の「がんばりました」のレベルはもはや超越しており、テンポが速くかつ音の強弱も必要な演奏時間の長い曲を見事に弾ききり、文句なしの賛辞の拍手を浴びた。
周囲からは「将来が楽しみだ」というつぶやきも聞こえてきた。
いいぞ、王子!