網野善彦さんの文庫新刊を購入したこともあり、まずはこちらを読むべきだと本棚から「日本の歴史を読み直す」をひっぱりだした。
半年ぐらい前だったか、中断したきりになっていたので、最初から読み直してみたが、前回読んだときよりも「出だし」がわかりやすいような気がする。

光人社NF文庫の新刊が最近5−6冊出る。一時はネタ切れで「大空のサムライ」の分冊が新刊でチョロチョロでていた程度だったが、最近は新刊の量・質ともに勢いを感じる。
おもに第2次大戦の戦記が中心の文庫なので、ライターは減る一方だろうし、ましてや戦争の新しい展開など望めない。
そんな中でヒットしたのが「入門シリーズ」。はじめは「戦艦入門」「空母入門」などとオーソドックスだったが、だんだんテーマがマイナー化し、しばらくすると「日本軍 野砲入門」などと専門化してしまった。
(私もシリーズの購入は途中であきらめた)
そんな中で久々に購入したのが「WW2イタリア軍用機入門」。
イタリア軍用機に関する本は読んだこともなかったし、ましてやイタリア軍の軍用機の名前もほとんど知らない。
興味半分で購入したが、イタリア軍の航空機開発もルーツを垣間見ることができ、思ったより面白かった。
今月の新刊ででたのは「フランス軍用機」。本の厚みはイタリア軍と余り変わらない。
フランスも早々に首都をドイツに攻略されてしまったが、新型航空機の開発などできたのだろうか・・・