プロ野球にとって正義とは何か(読了)
・昨日の通勤往復、外出時の移動中、昼休みの時間で読み終えた。
中日ドラゴンズは名古屋地域に密着している関係で、中日生え抜きの人事登用(結果的に地元産業からの支援等が期待される)を優先せざるを得ず、落合政権が結果を出したのに退陣せざるを得なかった事情が説明されている。
・中日と言えば東京・大阪に次ぐ大都市である名古屋が基盤。球団設立からの歴史もあり、地元と球団(中日新聞社)のつながりもかなり重視される。
・落合政権時は「実力主義」でコーチらも中日派閥に関係なく登用したため、結果はでたが親会社・地元は手放しで喜べなかったらしい。
・しかし落合後の高木守道が2年で見事にズッコケタため、再び落合が登場。このまま中日OBを重用しない時代が続くのかどうかが、楽しみ。
・選手名鑑を見ると、親会社が新聞社なのは中日と巨人のみ。巨人は注目度も高く支持層も幅広いが、コーチ陣営を見ると見事に巨人OB(ほぼ)一色であった。もっとも巨人ではOB無視などはあってはならないことなのだろう。