会社の帰り道、いつもの大型書店へ。ほしい本をまとめ買いするためだが、はじめて「買い物かご」を使って本屋で買い物をした。

◎戦争映画DVD第3巻 三船敏郎主演「山本五十六
・昭和の戦争映画の戦闘シーンは基本特撮。艦船などは精密に作られた縮小サイズの模型なのだが、やはり近年のCGなどに比べるとショボさは感じる。
しかし特撮技術は十分にすばらしく、DVD第1巻「連合艦隊」では円谷英二が特撮関連を担当している。
・戦闘シーンはCG・撮影技術が発達した現代のほうが勝っているが、出演している俳優は「昭和」のほうが段違いによい。
・現代では映画のスクリーンで活躍に値する「名優」が少なくなっているためで、これは「とある芸能事務所」が若さと面構えだけで選出した若者を次々と送り込み、人気がなくなると使い捨てるということを続けてきた結果だろう。>個人的私見
・戦争映画DVDシリーズは今はまだ発刊して日が浅いので店頭平積みになっているが、なんにせよ売れ行きが思わしくない。発売後数日たっているのにあんまり減っていないのだ。
へたすると10巻で本屋の店頭に新刊が並ばなくなる可能性あるな。

◎日本妖怪大全(講談社文庫 水木しげる
・文庫で2000円近いが、京極夏彦作品なみのボリュームがある。新刊オビには「遂に出た!上等の枕にもなる!」と書かれている。
・この本を枕にしたら怖い夢を見てしまうのではないだろうか。

◎エルアラメインの決戦(光人社NF文庫)
・斎木伸生 著タンクバトルシリーズ第2弾。今回はアフリカ戦線全般を扱っているらしい。

◎WW2イタリア軍用機入門(光人社NF文庫)
・予定に入っていなかったが、前述のタンクバトル2と同じ新刊だったので勢いで購入。
第2次大戦イタリア軍航空機、といってもピンとこないが、「エアフォース(AH・HJ)」にもイタリア軍って入ってたかなあ?

◎ミッドウエー戦記(下巻 講談社文庫)
・上巻は半分ほど読み進んだ。
・かつて学研M文庫シリーズで出版されていた淵田美津雄「ミッドウエイ」を探したことがあったが、結局見つからず新潮選書の上下巻を買った。
・選書なので高かったが、値段と内容についてはほぼイーブンだったかと思う。
・ミッドウエイについては太平洋戦争において大きな転換点となった戦いで、本も何冊か出版されている。
・いくつかミッドウエイ戦について書かれた本は読んだことはあるが、なぜあのような艦隊構成になったのか、作戦立案部分について詳しく書かれた本は私の知るところではまだない。
アリューシャン攻略作戦も含めた大艦隊決戦の作戦詳細を考えたのは黒島亀人主席参謀だが、奇才といわれたこの参謀が艦隊編成についてどのように考えて結論に行き着いたのかを知りたい。

◎スカウティングレポート2014
・金曜日、選手名鑑号の発売が解禁になり、各社からいっせいに選手名鑑が発売になった。
・本書以外の名鑑は選手のカラー(もしくは白黒)写真が掲載されているが、このスカイティングレポートだけは選手写真の掲載が許されていない。
・数年前に「コメントが辛口」(球団側から言えば選手のいいところを褒めるか、大いに期待されてる選手であることを書きなさいということ)であることを理由に12球団から写真の提供が渋られた。
・はじめは主力選手以外の写真の提供を拒まれたのだが、2−3年前からはまったく写真が提供されなくなり、完全なデータ本となってしまった。
・個人的には選手名鑑なら先行発売される週ベで充分だし、私が本書に期待するのは選手の分析と公平なコメントなので、写真などなくても一向にかまわない。
・しかし各社選手名鑑号はスポーツコーナー(雑誌)の一角にズラリと並ぶが、本書は本屋で名鑑という分類になされないためか、スポーツコーナー(専門書)の野球の棚に並んでいる。
・名鑑とは言いがたいので専門書に分類するということもうなずけるが、なんとなく「売らせない」見えないチカラが働いているように思えてならない。
・読みごたえがあり、選手のよくない点もずばりと指摘するコメントは好きなのだが、残念なのはデータが多さからくる誤植の多さ・・・。

火の鳥2冊、ブッダ2冊

1万円以上が吹っ飛びました・・・。