◎邪馬台・読了
・作中に出てくる情報量は多くその範囲も広かったのでどのように終結するかが気になったが、前作(本作はシリーズ4冊目)の続編の意味合いが強く、結論ははじめから決まっていたような気がする。
・少々期待はずれの感はあるものの、一気に読んでしまったので、買って損したという気持ちはない。

●ミッドウエー戦記(上巻)(講談社文庫 亀井宏)
日本書紀の世界(講談社学術文庫
ともに新刊。古事記に関する本は何冊か読んできたものの、日本書紀はまだ読んだことがない。
ちょうど日本書紀の解説本が出たので、一緒に購入。

●MLB人類学(彩流社 宇根夏樹)
・まったく聞き覚えのない出版社だが、本屋のスポーツコーナーに3冊だけあった。
大きさは新書サイズで、200P程度の厚さで1800円は高いと思ったが、おそらく買い逃すと二度と買えそうもないので購入。
まだ半分程度の進行だが、メジャーリーガー(監督等関係者含む)の名言を紹介しており、その名言が生まれたバックボーンなどを説明している。
表紙は抗議する「アール・ウイーバー監督」。
玉木正之氏の名著「プロ野球大事典」(新潮文庫)の「アンパイア・ストライク・バック」の項目にアールウイーバー監督の名前がある。
本タイトルの著書の中で、筆者(ロン・ルチーアノ。審判)は「審判をしていてもっとも厄介だった監督を5人あげると?」の問いに対し、次のように答えた。
(1)アール・ウイーバー(2)アール・ウイーバー(3)アール・ウイーバー(4)アール・ウイーバー(5)アール・ウイーバーの手下のフランク・ロビンソン
・本書の主である迷語録で、説明が不要で単純に楽しめるものを抜粋。
◎審判の人格を疑ったことなどない。彼らの視力に問題があるんだ。
◎ルールが必要であることを疑ってはいない。本当さ。ルールがなかったら、どうやって破ったらいいんだい?
◎いつもナックルボールは最も捕りやすい球種だと思っていた。転がっているのが止まるのを待ち、それからバックネットまで行って拾い上げるんだ。
◎たいてい昼寝を2時間するね。1時から4時まで。